理事長
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透析医療のコンピュータ化と技術革新には目覚しいものがあります。反面、高齢の方々や視力障害、心臓病、下肢の循環不全など多様な合併症を持つ患者様が増えております。このような患者様にとっては技術優先より、直接手で触れ、訴えを聞いてくれ、優しく接してくれる「看護」が必要であると思います。
このことから、私は「介護」を中心とした医療を開設時より実践しております。国の医療費削減のため透析医療と介護が目玉にされてしまいましたが、今後も地域に密着した心のこもった「医療と介護」を維持していきた いと考えております。
また、私が中心となり首都圏直下型地震などの大災害に対し、自治体単位の防災ネットワークを埼玉県南西部(新座、志木、朝霞、和光、所沢、富士見、ふじみ野、川越各市、三芳町)と東京都城北地区(板橋、練馬、豊島、北区)にわたる自治体を乗り越えた広範囲連携ネットワークを構築し、訓練も行い患者様の安全にも配慮しております。